Kernel/VM@東京 No.19 に行った
はじめに
Kernel/VM@東京 No.19 に行ったのでメモ.
connpass の記録を見てみると,
| 参加した回 | 年 | 参加形態 |
|---|---|---|
| Kernel/VM探検隊online part2 | 2021 | オンライン参加 |
| Kernel/VM探検隊@東京 No17 | 2024 | 現地参加 |
| Kernel/VM探検隊@北陸 Part 7 | 2024 | 現地参加,飛び込みLT |
| Kernel/VM探検隊@東京 No18 | 2025 | 現地参加 |
| Kernel/VM探検隊@つくば No3 | 2026 | 運営・現地参加 |
| Kernel/VM探検隊@東京 No19 | 2026 | 現地参加・10 分発表 |
という感じで実はちゃんと登録して発表したのは初めてっぽい.
発表内容
RISC-V の仮想化支援機構周りの現状について紹介する発表をした.
最初はいくつか候補があり,
- Juggernaut 第3世代の実装,または GUI プログラムへの移植
- seccamp connect の 10 分版な発表
- 若年層の女性向けスマホ1の解析
とかがあったが,忙しかった2のと,まぁ Kernel/ VM 探検隊なんだし VM 成分はあったほうが良いだろうということで一番手近な仮想化の話題にすることにした.
Juggernaut 第3世代の話はまたどこかで.
Kernel/VM とは言え仮想化専門の人間ばかりではないので,聴衆を退屈させないよう平易な説明を心がけつつ,OS 研や BitVisor Summit でも見かけるメンツを納得させる記事を作るウルトラCをしなければならず,大変だった.結局,スライド枚数は 60, 70 枚に渡り,参考文献も 16 個となった.せっかく両方 typst で書いているのだからブログ記事に再構成できれば良いのだが,その気力はもうない.スライドとは言えかなり丁寧に書いたので読者諸氏は上のスライドを読むように.
こういう題材で聴衆にウケるスライドを作るのは至難の業だ.別にウケる必要なんてないと思うかもしれないが,Kernel/VM はおもしろ発表バトル3であり(?)せっかく発表するなら面白いほうが良いことも一般的に知られている.込み入った内容を分かりやすく(または分かった気にさせるように)説明する技術も大事だが,デカい文字で押し切ったり高速切り替えでテンポを作ったり typst の記法で遊んだりフォーマルな場では使えない技術も使えるのが楽しい.
発表は昼休憩前最後の 10 分発表だったのだが,どうにか時間内に収めて現地参加者約 150 人の昼飯を守ることができた.
雑感
今回も相変わらず面白い発表のオンパレードだった.ジャンルも切り口も様々で本当に飽きない.毎回思うが,いろんな世代や所属の人間が一堂に会して一体になってドッカンドッカン笑いが起きるのは本当になかなか無いことだなと思う.
あと,最近は LLM の発展でプログラマが直接手を動かすことが減ったが,それでも発表の面白さが変わらないのも意外だがすごいことだと思った.
実況やりすぎて Twitter の API 制限に引っかかって終盤何もツイートできなかったのが残念.
その他
昼休憩中に hsjoihs から夏コミで頒布していた「低レイヤを知りたい人のための C コンパイラ作成入門 愛好会 Vol.1」を(直接)買った.
自分も寄稿できれば良かったのだがいかんせん時間がなかった.
あと発表したので IIJ さんから素敵な手帳をもらいました.会場もコンセントがたくさんあり広々していて,こういう良い会場を貸してくれるなんて素晴らしい会社だなと思いました.
終わりに
次回の北陸が ComSys の直後に開催ということで,調子に乗ってまた発表で申し込んでしまったが,よく考えたら研究発表と k/vm の発表両方の準備が要るってことだよな……(気づくのが遅い)
まぁ頑張ります.